日本のエンジニアの単価安すぎ!やっぱ文系が出世したらろくな世の中になんないんだわー31~40歳のソフトウェア技術者の時給は、日本は2751円で、ドイツの5617円の半分以下

日本のエンジニアの単価安すぎ!やっぱ文系が出世したらろくな世の中になんないんだわー31~40歳のソフトウェア技術者の時給は、日本は2751円で、ドイツの5617円の半分以下

 

同志社大学技術・企業・国際競争力研究センターの発表によると、2015~16年にかけて行なったアンケート調査の結果、労働時間が週40時間を超えないソフトウェア技術者の割合は、日本ではわずか4.3%。

 

 

一方、フランスでは76.4%、ドイツでは91.7%となっている。

しかも、31~40歳のソフトウェア技術者の時給は、日本は2751円で、ドイツの5617円の半分以下。



なぜ、日本のITエンジニアは、時間労働が長いのに低所得なのか? ITエンジニアの生産性向上のための施策を行なっている〔株〕スーパーソフトウエアの東京オフィス代表・船木俊介氏に話を聞いた。



スキルより経験年数で評価。

しかも多重構造という問題

日本のITエンジニアの所得が低いのは、なぜなのでしょうか?

ひと口にITエンジニアと言っても様々な人がいるのですが、ソースコードを書くプログラマの場合、経験年数が3~4年だと、クライアントが支払う金額は1人に対して月70万円程度です。

 

 

個人のスキルによらず、この金額が業界内でほぼ決まってしまっているのです。



なぜスキルが問われないのでしょう?

経産省が出した「DXレポート」にもあるように、企業のIT予算の8割は既存のシステムのメンテナンスに使われています。

 

ですから、例えば、Pythonという新しいプログラミング言語を学んでAIをプログラムできるスキルを身につけても、あまりニーズがないんです。

 

それよりも、既存のシステムに習熟しているエンジニアのほうが求められる。

つまり、スキルよりも経験年数が評価されるわけです。